お知らせ 2018.05.16
栄養・運動・社会参加 生協の様々な活動参加でより早めからのフレイル予防を!
フレイルとは?
フレイルという言葉をご存知ですか?英語のFrailty(フレイルティ)という言葉がもとになっていて、日本語に訳すと「虚弱」という意味になります。高齢者の方によくみられる老年症候群と言われており、要介護状態になる原因の多くがこのフレイルであると考えられています。超高齢社会の日本ですが、いかに最期まで元気に自立した生活を送れるかはこのフレイルの予防が大きく関わってきます。
一言でフレイル(虚弱)と言ってもその原因は様々です。老化にともなう身体的な衰えによる虚弱だけでなく、精神心理的な虚弱、社会性の虚弱があり、それらが複雑に関連しているとされています。
フレイルにならないために
このフレイルを予防するために3 つの重要なポイントがあります。先にも述べたようにフレイルの原因は1つではありません。運動だけをしていればフレイルにならないと考えている人は要注意です。大切なのは「栄養(食・口腔機能)」「運動」「社会参加」の3つです。「栄養(食・口腔機能)」では、バランスはもちろん、量も大切です。3食きっちりと食べることが重要です。「運動」では、ウォーキングや筋トレを行いましょう。ただしやりすぎは禁物です。「社会参加」では地域のボランティアやお友達と、週に1回の食事などを楽しみましょう。生協でも様々なイベントや班会、サークル活動を行っているのでぜひ参加してみてください。
ずっと元気でいるために
体の衰えや意欲が無くなってしまったのを年のせいだとあきらめてはいませんか。フレイルは決して不治の病ではありません。上記のような活動をきちんと行うことで、ある程度健康な状態に回復する可能性があると言われています。出来る限り長く、健康で自立した生活を送る為にみんなでフレイルの予防に取り組みましょう。