大阪きづがわ医療福祉生活協同組合 Osaka-Kizugawa Health Co-operative Association

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  • 広島-原水爆禁止2018 年世界大会 8/4~8/6「核兵器のない平和で公正な世界の実現を」

報告 2018.09.19


アメリカが原爆を投下して73年を迎える広島で原水爆禁止2018年世界大会が開催され、大阪きづがわ医療福祉生協から4人が参加しました。
今年の世界大会は国連会議で核兵器禁止条約が採択されて1年、多くの国が安全保障を核兵器には頼らないと歩みを進めまた朝鮮半島情勢が平和と非核化に向けて大きく動くなかで開催されました。5000人が集った開会総会では核兵器のない平和で公正な世界へ多くの国が歩みを進める一方で核保有国などの逆流とのせめぎあいも激化していることが報告されました。また日本が核兵器禁止条約に背を向け核兵器保有国とともに条約に反対していることを批判し、市民社会の不屈のたたかいで「ヒバクシャ国際署名」を広げて国内外の逆流を押し返そうと呼びかけられました。
総がかり実行委員の福山真劫氏の「日本の平和運動は分裂の時代から共闘の時代へと新しいステージの上に立っている」との発言は日本でも大きな変化が生まれていて核廃絶へむけた運動が大きくさらに広がる可能性があると参加者の多くが励まされました。
8月6日の平和祈念式典にも参加し、犠牲者を悼んで8時15分に黙とうをささげました。安倍首相は核兵器禁止条約に一言も触れることはなく「あなたはどこの国の首相ですか!」と怒りの声が聞こえてくるようでした。
今回参加した4人それぞれが感じた核兵器廃絶への強い思いや基地問題への憤りなどを職場や地域で伝え、職員、組合員が「ヒバクシャ国際署名」を一緒に取り組み、広げることで平和運動を前へ進めていければと思います。