大阪きづがわ医療福祉生活協同組合 Osaka-Kizugawa Health Co-operative Association

報告 2019.09.25

7月19日、20日宮城県震災支援に参加させていただきました。
19日夜にレインボーハウスに到着し、打ち合わせ後に震災当時の写真集を見せていただきました。
20日県南医療生協の方としばた協同クリニックで合流し診療所やデイサービスのフロアーの見学をさせて頂きました。次に旧中浜小学校、旧山下駅、新山下駅へ案内してもらい津波が引いた後の写真や東日本大震災慰霊碑を見ました。
復興住宅の近くに建てられた山元町防災拠点・坂元地域交流センター「ふるさとおもだか館」に健康長寿坂元ほほえみ会(坂元笑み班)の皆さんが集まってくれていました。
尿検査、体脂肪率、血圧などの健康チェックを行い、そのあとに円になり自己紹介をして脳トレや体操などを取り入れたレクレーションをしました。
坂元笑み班の皆さんや県南医療生協の方が普段している体操などを取り入れたレクレーションなども教えて頂き、一緒にさせて頂きました。皆さん笑顔で参加してくださり「楽しかった」との声が聞けて嬉しかったです。
お昼に地元で採れた食材だけを使ったお弁当を出して頂き、震災当時の様子や今の生活、震災前との違いなどのお話を涙ながらに聞かせて頂きました。
荒浜小学校、閖上近くの老健施設を案内して頂きました。荒浜小学校は震災遺構として整備されたくさんの人が訪れていました。
当日の避難の様子を空から撮った写真や小学校の周りの様子や避難所の様子、震災前の街の模型などが展示されていました。海に近い場所は居住禁止区域になっていて壮大な土地が広がっていました。閖上近くの老健施設は震災当時のまま残されており、津波の恐ろしさを感じました。
今回初めて震災支援に参加させていただき人と人のつながり、行動することの大切さをあらためて学ぶことができました。
あたたかく迎えて頂き、交流・学びの場を作っていただいた県南医療生協の皆さん、山元町の皆さんありがとうございました。

たいしょう生協診療所通所リハビリセンター
山口 初美